北海道新聞より
胆振東部地震から1週間が経過し、道内のスーパーやコンビニエンスストアでは、野菜などの生鮮品を中心に商品が戻りつつある。ただ、停電による影響で製造工場がストップした納豆やパンなど一部の商品は、今も品薄状態が解消していない。店頭の品ぞろえが元通りになるのは、週明け以降になりそうだ。
13日夕、札幌市白石区のコープさっぽろルーシー店。肉や野菜など生鮮品の売り場に比べ、納豆など日配品の品薄が目立つ。仕事帰りに来店した同市清田区のパート梅原真由美さん(47)は「夕方に来ても、欲しいものが残っていない。朝食の食材が買えないのはつらい」と漏らす。
同店などによると、6日の地震発生以降、生鮮品の品ぞろえはほぼ平常時に戻っているものの、納豆や乳製品は昼すぎに売り切れるという。まとめ買いする人も増えており、コープ広報採用部は「来週中にも通常通りの品ぞろえを目指したい」と話す。
道内89店舗を運営するマックスバリュ北海道(札幌)では、生鮮品の品ぞろえが8~9割ほどまで回復した。「入荷量は日に日に増えている」と同社経営企画部。なお品薄状態が続く納豆や豆腐、油揚げなどについては「16日ごろに回復しそうだ」という。
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