霊界大師 眞魚.らすかる国王MAO の26世紀先の未来まで残す。TIME CAPSULE BLOG2011年~

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マスメディアや宣伝広告に惑わされない食生活教育 ―― フードファディズムと健康に関連する食情報 ―― 高 橋 久仁子 群馬大学教育学部家政教育講座・・霊界大師真魚の感想~椎茸4kgが致死量?第二部


2016/11/15 高橋久仁子さん講演 「それでも買いますか?『健康食品』のウソ・ホント」

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マスメディアや宣伝広告に惑わされない食生活教育 
―― フードファディズムと健康に関連する食情報 ―― 高 橋 久仁子 群馬大学教育学部家政教育講座・・
霊界大師真魚の感想~椎茸4kgが致死量?第二部



野菜ジュースを飲むことは野菜を食べる代わりにはならない。

4-5 「〇〇ゼロ」に要注意
「○○ゼロ」と書かれた食品類をしばしば目にす
る。「『○○』が含まれていないからいいものなのだ
ろう」と消費者に思わせるためのものがほとんどで
あるが、一体何が「ゼロ」で、何か利点はあるのか、
を考える必要がある。

無意味な「ゼロ」の代表格は植物油に書いてある
は動物にだけ存在する物質である。したがって植物
に由来する食品にコレステロールは含まれない。植
物種子等を原料とする植物油にコレステロールが含
まれるはずがない。にもかかわらず「コレステロー
ルゼロ」と書くのはウソではないが、とてもおかし
なことことであり、野菜ジュースに「コレステロー
ルゼロ」と書いてあるようなものである。

「糖質ゼロ」もよく見かけるが、これを「カロリー
ゼロ」と勘違いする人のいることが懸念される。と
いうのは商品名が「ゼロ」というチョコレートを「カ
ロリーゼロ」と思いこんでいる人が少なからずいた
ことを以前に経験したからである。チョコレートで
ありながら砂糖を使っていないことを特徴とし、
シュガーレスチョコレート 砂糖使用ゼロのチョコレート」と
包装表面に大きく書いてあった。

さらに同一面に小さな文字で「エネルギー約 264kcal/
60g(1箱当たり)当社ミルクチョコ:約 334kcal/
60g)」とも明記されていた。したがって「ゼロ」と
いえども砂糖を使用したミルクチョコレートの
79 %のエネルギーがあり、砂糖不使用によってマイ
ナスされるエネルギーは 2割に過ぎないことは、計
算すればすぐにわかる。しかし、なぜか「カロリー
ゼロ」と勘違いした消費者が多かった。実際はその
ように錯覚させる宣伝広告が行われていたのである。

「糖質ゼロ」を強調する某アルコール飲料の場合、
エネルギーは 100mlあたり 24kcalと記載されてい
た。糖質は炭水化物のことで 1gにつき 4kcalを体内で発生する。

糖質をほぼゼロにすれば糖質由来の
エネルギーはないが、アルコールに由来するエネル
ギーはそれなりにある。アルコールが体内で発生す
るエネルギーについては諸説あるが、1gにつき約 7
kcalが現時点の公式見解といえよう。「糖質ゼロ」の
この飲料のアルコールは 4%なので 100mlに 3.2g
エチルアルコールが含まれている。このエネル
ギー23kcalと、ごく微量に残っている糖質由来のエ
ネルギーを合わせて 24kcalになると思われる。同一
会社の類似飲料(45kcal/100ml)と比べるとエネル
ギーが 47%少ないことは事実であるが、
当然「カロリーゼロ」ではない。

栄養成分の表示は現時点ではすべての加工食品に
義務づけられているわけではないが、「低」「控えめ」
「たっぷり」「豊富」などの強調表示をする際は必ず
表示しなければならない。これを栄養表示基準制
度웖웋웍웗といい、販売しようとする加工食品に、栄養成
分やエネルギーに関して何らかの表示をしようとす
るときには「エネルギー、タンパク質、脂質、糖質、
ナトリウム、表示する栄養成分」を記載することを
義務づけている。

たとえば、「鉄分豊富な△△」というフレーズを容
器上に書くには「表示する栄養成分」すなわち鉄の
量だけでなく、「エネルギー、タンパク質、脂質、糖質、ナトリウム」
の含有量も記載しなければならない。

さらに「豊富な」という場合には鉄の場合であ
ればその食品 100gあたり 2.25mg以上含んでいな
ければならないという決まりである。自分の食生活
に役立てたいと考える人はこの制度をきちんと勉強する必要がある。

「ゼロ」との関連で注意すべきは「カロリーゼロ」
とあっても本当にカロリーがゼロとは限らない、と
いうことである。なぜなら飲料の場合、100mlあたり
5kcal未満であれば「カロリーゼロ」あるいは「ノン
カロリー」と書くことが許されている。したがって
100ml当たり 4.9kcalの飲料でも「カロリーゼロ」は
違法ではない。しかし、その飲料を 1リットル飲む
と 49kcalになるのである。

5.
「健康食品」類のフードファディズム側面何らかの
健康効果を期待させ、経口摂取する製品
を「健康食品」と総称している。
それらのうち、消費者庁の審査を経て許可を受けた製品は
特定保健用食品(トクホと省略)のマーク(トクホマーク)を
つけて、許可された範囲内で保健効果を記載できる。

「健康食品」類はトクホを含めて実際以上の過大な
効果を期待させるというフードファディズム的側面を持っている。

5-1 「健康食品」の問題性

「健康食品」利用の問題点として次の 7項目を挙
げる。このほか、何らかの病気があって服薬してい
る人の場合はその薬剤と「健康食品」との相互作用
が問題となることがある。また、経済被害もある。
5-1-1 有害物質を含むものがある:「健康食品」と
して販売されていたクロレラ錠剤中にクロロフィル
の分解物であるフェオフォルバイドが大量に含まれ
ていたために、利用者が重症の皮膚炎を起こした事
件があった(1977年)。中国製痩身用健康食品で多く
の人が健康を損ない 4人が亡くなった事件は 2002
年のことであった。

南太平洋諸島の人々が伝統的に
利用する植物であるカバ抽出物を配合した鎮静効果
をうたう「健康食品」で重症の肝障害が報告されて
いる。肝毒性を持つ植物が「健康食品」素材として
使われることがある(例:コンフリー等)。アレル
ギー性の肝障害を起こす人もいる。これは全ての人
に起きるわけではないが、さらなる健康を求めて、
あるいは病気回復を願って利用した製品で肝障害を
起こしたのでは元も子もない。

5-1-2 医薬品成分を含むものがある:糖尿病に効
果があるかのように宣伝される「健康食品」に血糖
降下剤・グリベンクラミドが検出されることがあり、
死亡事故も起きている。痩身用健康食品に動物の甲
状腺を乾燥させた粉末が混入され、甲状腺機能亢進
を起こすという事件も時々発覚する。「強精」を暗示
する製品にバイアグラの成分である
クエン酸シルデナフィルがしばしば検出される。

05年 5月に死亡事
例のあることが報じられた痩身用健康食品「天天素
には 2種類の医薬品、シブトラミンマジンドール
が検出されている。

5-1-3 有害物質は含まないが特定の人々に有害作
用をもたらすものがある:高尿酸血症痛風患者は
過剰なプリン体の摂取を避け、血中の尿酸を排泄し
やすくするため尿の pHを下げないことが必要であ
る。これらの人々にとってプリン体を高濃度に含む
核酸含有製品や、尿の pHを下げるのに有効という
クランベリージュース(あるいはクランベリー錠剤)
やプルーンエキスなどの摂取は好ましくない。また、
タンパク制限が必要な腎炎・腎不全患者が、それな
りの量のタンパク質を含むクロレラ、粉末プロテイ
ン、コラーゲン飲料などを摂取することは、よけい
なタンパク質を摂取してしまうことになる。

5-1-4 抽出・濃縮・乾燥等による特定成分の大量摂
取:食品や食品成分であっても、特定のものを大量
かつ長期的に摂取することにより有害作用を発現す
ることがある。βカロテン投与による喫煙者の肺ガ
ン増加の問題、ビタミン B6の大量摂取による感
覚神経障害、また、乾燥アマメシバ摂取で閉塞性細
気管支炎が起きている。

5-1-5 食生活の改善を錯覚させる:ビタミンやミ
ネラル、食物繊維等を含有する「健康食品」や、野
菜乾燥粉末をほんの少量含有する「健康食品」があ
る。これらを利用して体に良いことをしたような錯
覚に陥ることは、根本的な食生活の改善からはほど
遠く、結果的に不健康状況を継続させることになる。

5-1-6 「治療効果」の過信で
医療をないがしろにする:効能・効果を信じて本来の治療を
ないがしろにすることがある。

「これさえ飲めば食事療法は不要」

などという甘い文言に乗せられ、合併症を悪化させ
る例が糖尿病患者に見られる。「ガンに効く」等の虚
偽宣伝で、標準医療を受ける機会を逸する人がいる。
わらにもすがりたい思いの人につけ込み、通常の医
療から遠ざけさせる商法は人命を軽視していると言えよう。

5-1-7 非食品の食品化:イチョウの実であるギンナンの食用歴は長いが
その葉の食用経験はない。

同じようにミツバチの生産物であるハチミツは食品で
あるが、巣の構築材料であるハチヤニ(プロポリス)
の食用歴はない。塩化ナトリウムは調味料として重
要な食品であるが、ゲルマニウムはヒトにとっての
必須元素ではなく、食用価値もない。

このように元々「食品ではないもの」が「プロポ
リス」や「イチョウ葉エキス」という「健康食品」
になると「食品」の範疇に入れられてしまうのはあ
まりにも変である。両者ともに興味深い薬理作用を
有する物質であるから「健康食品」ではなく、
医薬品として認可される手続きを踏むべきである。
医薬品の開発に莫大な資金がかかるから「健康食品」と
して効能・効果をほのめかして販売するのは消費者
を混乱させることにほかならない。

また、その摂取
が原因ではないかと疑われる健康被害が多数報告されている
ゲルマニウム含有製品がなぜ「食品」なのか理解しがたい。

5-1-8 その他:「健康食品」有害事例を収集してい
るが、さらなる健康を求めて摂取した製品で肺、肝、
腎、心臓を損なう例が少なくないにもかかわらず、
そのことを知らされないまま利用する人が多い。

「健康食品」による健康被害問題は今に始まったことで
はないが、インターネットの普及はこの問題を大き
くしている。インターネットを介することにより「健
康食品」に国境はもはや存在しない。個人輸入も容
易になり、国内では販売できない製品も望めば簡単
個人輸入できてしまう。ネット上には輸入代行業
者のサイトが多数あり、外国製の医薬品や「健康食
品」を紹介し、「欲しければあなたに代わって輸入し
てあげる」と宣伝している。

「健康食品」をじょうずに利用しましょう、
とはよく聞くが、自分自身の食生活の状況や健康状態を
的確に判断できなければ、上手な利用はあり得ない。

食物繊維の摂取が少ない食生活は野菜類も豆類も海
草類も不足し、食生活に偏りのあることを物語っている。
また、「食物繊維」と言っても種類はいろいろである。

特定タイプの食物繊維が入った「健康食品」
を一定量摂取すれば食物繊維の計算上の不足は解決
するかもしれないが、本質的な欠陥は改善されない
不足すれば欠乏症を起こすビタミン類も、大量摂取
すれば過剰症を起こす。

5-2 特定保健用食品の問題性
「トクホである」ことはヒトを対象に行った実験
で、一定の効果が認められたことを意味する。しか
し過大な「効果」を期待するのは禁物である。実験
条件や被験者を考慮するとその効果は限定的である
と言わざるを得ないからである。しかしながら、そ
の効果の限定性を消費者に伝えようとしていないこ
とは大きな問題である。

5-2-1 トクホは「効く」のか:コーラ飲料
昇を抑制する」ことを許可された表示内容とするト
クホのコーラが 2012年の 4月に発売さた。ウェブサ
イト上に効果を示すグラフが掲載されているので、
出典論文を読んでみると、82人の実験参加者の
平均 BMIは 26.1で肥満に属し、空腹時血中中性脂
肪の平均値は 150mg/dlを少し超える「高 中性脂肪
血症」であり、平均年齢 43歳の人々であることがわ
かった。また、実験時の食事は「ハンバーグ、フラ
イドポテト、バターロール」で総脂質量は 41.2gであった。

これは、日本人の 1日の脂質平均摂取量
(2010年 国民健康・栄養調査結果)の 77%に相当
する高脂肪食である。「減量が必要なボクサーも、こ
の飲料を飲みながら脂質が多い食事をしても体重増
加しない」と誤解させかねないテレビ CM が展開されていた。

「脂質含有量の多い食事の時にこれを飲む
と食後の血中中性脂肪上昇をいくらか抑えます」よ
りも「脂質量が多くなりすぎない食事」が
大切であることは言うまでもない。

5-2-2 トクホは「効く」のか:高濃度に茶カテキンを配合した飲料

「体脂肪が気になる方に適しています」との表示
が許可された高濃度に茶カテキンを添加した飲料の
場合、12週間の飲用で平均体重 70.7kgが 69.0kgに、
BMIは 26.5が 25.8に減少したとのことで、日常生
活は変えずにこの製品の飲用のみによる減量である
ことを強調している。

またこの製品は「適正 BMI未満では体脂肪低減効
果がない。だから安全」とも主張している웖웋웓웗。これ
をわかりやすく言うと「BMI22未満の人は飲んでも
効果はありません。安全です。」とのことになるが、
「では、何のために飲むのか」である。肥満者に効
果はあるかもしれないが、「体脂肪が気になる人」は
肥満の人々ばかりではない。体脂肪が気になる
BMI22未満の人には効果がないことを宣伝広告の
中にはっきり書かなければいけないが、
一般消費者にそのことは知らされていない。

そもそも多すぎる体重や体脂肪は身体活動量を少
し増やして食事を少し減らし、長い時間をかけて減
らしていくことが大切である。体重 70kgの男性の
場合、1日に急ぎ足を 20分追加し米飯摂取を 60g減
らすと 12週間で 1,730gの体脂肪を減らせる計算と
なる。「何か」を飲む・食べることで体重を減らそう
という発想はフードファディズムを助長するものにほかならない。

5-3 「食品」に「用法・用量」的な指示を行う不自然さ

かつて、「健康食品」は「おいしい・まずい」に言
及することがなかったので、味を云々しないものを
食品の範疇に入れてはいけないと著者は主張してきた。
ところが、トクホを含めて「おいしい」を
アピールする製品も目にするようになったので、改めて考
えた結果、「用法・用量的」な指示を必要とする製品
を「食品」の範疇に入れることはおかしなことである、
との結論に至った。

トクホを含めた「健康食品」類は食品中のいわゆ
る「機能性成分」に着目し、それを配合した製品が
多く、有効性を発現させるため、そして有害性を発
現させないために、摂取量・摂取方法の指示が必要
となる。しかしながら食品の摂取量・摂取方法は個
人の自由な裁量に委ねられるべきものである。過剰
摂取の有害性が明らかなアルコール飲料や食塩も摂
取量や摂取タイミングは個人の判断に帰すものであ
り、ビール容器のどこにも「飲み過ぎは禁物です。
1日 1本までを目安に食事と一緒にお飲みください」
などとは書かれていない。

エネルギーのある食
品を食べ過ぎれば肥満を招き、それが健康問題を引
き起こすことは明らかであるが普通の食品に「適量」
なるものを表記することはない。
食品は本来、その味わいを楽しみ、何らかの形で
健康に寄与するものである。保健機能だけが語られ
る製品を「食品」の範疇に含めると混乱が生ずる。

6.食の安全をめぐる報道のフードファディズム的側面

マスメディアは食に関連する事件や〝不祥事" を
いろいろと報道する。賞味期限や消費期限の改ざん、
産地や銘柄の偽装、〝危険な食品"の輸入、等々であ
る。「『偽』がはびこり食の『安全』はどこかへ行っ
てしまった」かのような論調が目につくが、〝不祥事"
の中には安全が損なわれかねない件と、安全には関
与しない件とが混在している。このことをきちんと
区別しなければいけない。

6-1 食の安全を脅かす食中毒
食の安全を本当に脅かすものは今日においてな
お、食中毒である。細菌やウイルス、ふぐ毒や毒き
のこなど、時によっては死を招く。表 4は 1952年か
ら 2011年までの 60年間における食中毒死者数の推
移である。かつて 3桁台であった死者数は 1968年以
降 2桁台になり、そして 1986年以降は一桁台が多い
中で、たまに 10人台の年も散見される。2009 年と 10
年は 2年連続してゼロであったが 2011年は 11人に
も上ってしまった。このうち 7人は腸管出血性大腸
菌が原因物質であり、その 7人のうちの 5人は同一
系列飲食店におけるユッケが原因食品であった。
有毒物質を生体内に保有する動植物は自然界に少なくない。

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長い歴史の中で人々は食べて害が無いも
のと有るものとを体験的に選別してきた。
危険部位がわかったものはそこを除去したり、
有毒物質の無毒化等の試行錯誤を重ねて食用としてきた。
しかしながら現代においてもなおこれらによる食中毒死は起きている。

2000年から 2011年までの 
12年間に食中毒で 72人が亡くなったがその原因物質
はフグ毒が最も多く 24人で全体の 33%を占める。

をまとめると合計 31人となり、これは死亡総数 72
人の 43%に相当する(表 5)。

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そしてキノコや有毒植
物による死亡も未だ根絶されていない。食中毒は起
こらないのが当たり前ではなく、少し油断すると起
きてしまい、場合によっては命まで奪う、という事
実を再認識しなければいけない。
6-2 輸入食品の違反率の高い国は?
輸入食品の安全に関するニュースを見聞きしてい
ると「中国からの輸入食品は危険がいっぱい」と思
えてしまう。しかし、厚生労働省のサイト「輸入食
品監視業務ホームページ」で「輸入食品監視統計」
を参照すると別の見方ができる。
2007年度~09 年度の食品輸入において、輸入届け
出件数上位 6カ国は各年とも中国、米国、フランス、
タイ、韓国、イタリアであった。違反件数が最も多
いのは 3年間とも中国であるが輸入届出件数も最多
である(表 6)。検査を実施した件数に対する違反件
数、すなわち違反率を見ると、
高いのはイタリア(0.66~1.04%)と米国(0.65~0.90%)であり、中
国(0.29~0.42%)は低い。違反率としては高いイタ
リアや米国の違反事例がニュースとしてほとんど扱
われず、違反率としては低い中国製品の違反を大き
く伝える報道姿勢は公平さに欠ける。


7.フードファディズムの問題点
フードファディズムは些末な食情報に影響され、
食生活を総合的・全体的に俯瞰できない人々を生む。
「良い・悪い」という情報に右往左往させられてい
るうちに、押さえるべきポイント、すなわち、「適切
に食べるとはどういうことか」が見えなくなってしまうのである。

フードファディズムは場合によっては食生活を
誤った方向に誘導し、健康被害をもたらし、詐欺的
商法に悪用される。「体に良い」とされる食品を次々
食べて太ってしまう人もいれば、「体に悪い」といわ
れる食品を排除し、栄養不良に陥ってしまう人もい
る。食べるのは限られた植物性食品のみという極端
な食事法を遵守した親が幼児を重度の栄養不良に陥
らせてしまった報告例もある。

「普及品には危険がいっぱい、だからこちらの商
品を」と高価な製品を勧める商法を筆者は「不安便
乗ビジネス」と命名している。不安扇動情報は不安
便乗ビジネスを利する道具に使われている。深刻な
病気の患者・家族を標的に高額の「健康食品」を売
りつける悪質商法も後を絶たない。人の弱みにつけ
込む商法の片棒をフードファディズムが担いでいる。


8.適切に食べる・ふつうに食べる、とは 
健康な生活を営むために 
1日にどれくらいのエネルギーや栄養素を
摂取すればよいかを示したものを
 「食事摂取基準」といい、厚生労働省が策定し、
ほぼ 5年ごとに改訂している。これに基づいて
具体的に「どのような食品をどれくらい食べればよいか」を
考えた案を食品構成という。

栄養素の含まれ方の特徴によって食品をグループ分けして表す。
表 7はエネルギー1,800kcalで、
成人に必要な栄養素はほぼ 
摂取できる食品構成と一日分の献立であり、
これが「適量」の一例である。

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消費エネルギーは個人差が大きく、1,800kcalでは
足りない人も多すぎる人もいる。しかし、このよう
な食品構成を基本にし、エネルギーの増減は穀類や
砂糖、油の量で調整するのが実際的である。これで
はエネルギーが不足する人は穀類を増やせばよく、
肉や魚を増やす必要はない。エネルギーが過剰とな
る人は穀類、砂糖、油を減らしたり、豚ひき肉をモモ赤身肉に、
牛乳やヨーグルトを低脂肪製品に替えればよい。

摂取と消費のエネルギー収支を 100kcalマイナスにすると 
10g強の体脂肪が減る。2,000kcal必要な人
が 1,800kcalの食事を半年間続けると 4kgの「体脂
肪だけ」が減る計算となる。ところが、逆もまた然
りである。「太るも痩せるもエネルギーの収支」とい
う、単純明快な原則を忘れてはいけない。
なお、毎日、このように決まった枠の中で食べな
ければいけないということではない。食べすぎた日
の翌日は少し控えるというように加減すればよい。
一夜にして太ることはなく、
一夜にして痩せることもまたありえないのである。

消費エネルギーは個人差が大きく、1,800kcalでは
足りない人も多すぎる人もいる。しかし、このよう
な食品構成を基本にし、エネルギーの増減は穀類や
砂糖、油の量で調整するのが実際的である。これで
はエネルギーが不足する人は穀類を増やせばよく、
肉や魚を増やす必要はない。エネルギーが過剰とな
る人は穀類、砂糖、油を減らしたり、豚ひき肉をモ
モ赤身肉に、牛乳やヨーグルトを低脂肪製品に替えればよい。

摂取と消費のエネルギー収支を 100kcalマイナス
にすると 10g強の体脂肪が減る。2,000kcal必要な人
が 1,800kcalの食事を半年間続けると 4kgの「体脂
肪だけ」が減る計算となる。ところが、逆もまた然
りである。「太るも痩せるもエネルギーの収支」とい
う、単純明快な原則を忘れてはいけない。
なお、毎日、このように決まった枠の中で食べな
ければいけないということではない。食べすぎた日
の翌日は少し控えるというように加減すればよい。
一夜にして太ることはなく、
一夜にして痩せることもまたありえないのである。




災害時はご覧ください。


生活情報・札幌

生活情報・道央


北海道地震でインフラが麻痺した恐さを知った中で、
インフラに関する連絡先等を
今後も記事に載せておきます。
最悪・・皆さんは自力で調べるとは思いますが、念の為に・・
このまま、インフラに関するホームページや連絡先を載せておきます。

電気・ガス・水道・航空会社・列車・道内のバス会社・高速道路に関する
会社のホームページと電話番号を出来るだけ!!まとめました。





でわでわ。



また、宜しくお願いします。
Have a nice day!!









☆★☆★☆☆★☆★☆☆
 
皆様へ・・
いつもいつも、、こんな話につきあって頂いて
有難うございますm(_ _)m
そして・・
ご観覧してくれる皆様もどうもです。
その中には、生きている人達だけではないこともあります。笑w
 

でわ・・
 
 ☆しりとりゲーム続行です!!笑
 ペテルギウス版
 


☆★☆★☆☆★☆★☆☆

☆★☆★☆☆★☆★☆☆

最近結構、ここに居ます。笑



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